日本三大美林として知られる吉野地方の杉は、40年生から250年生(主に95年生)と幅広く伐採されています。この吉野材の最大の特徴は、芯が円心にあり、曲がりが少なく、年輪巾が細かく均一で、色艶がよく光沢にとんでいるところにあり、つまり強度が高いということにも繋がります。このような良材がつくられるには、恵まれた気候(年間雨量2000mm以上、平均気温14度、冬の積雪30cm以下)や保水性、透水性に優れた土壌と、幾世代にもわたる技術開発努力があったからと考えられます。